自由になって考えたこと
親のご機嫌をとり、元夫の顔色を伺う人生でした。長い長い時間を経て、親と距離をおき、熟年離婚することでようやく自由になり、生まれて初めて自分を生きている気がしています。
なぜこんなに無駄な時間を過ごしてしまったのか?もっと早くここまで辿り着けなかった?今の自分だったら、どうやって解決しようとしただろうか?そんなことを考えました。
そして、行動や幸せの基になる「自分の気持ち」が自分でわからなくなっていたことに気づきました。
物心ついてから、親や周りの大人の意向に沿うように振る舞ってきたので、自分の気持ちを殺すことが生活する上で必須でした。子供にとって、養育してくれる親に好かれることが生きる術です。でも、好かれているという確信が持てなければ、親を不愉快にさせないように、細心の注意を払います。
別に、虐待されたり、ネグレクトされたりしたわけではないのに。
物事に対する感じ方は、個人差が大きいし、兄弟であっても同じようには育ちません。
それは承知の上で、私が幸せな気持ちに辿り着くまでに、考えた事を書き綴っていこうと思います。