なぜ親から逃げられなかったのか

 親が苦しかったのに、どうして若い時に親から逃げようとしなかったのか。なぜ自分を責めながら従っていたのか、当時の気持ちを振り返ってみました。もっと早くに親とぶつかっていたら、長い時間を無駄にせず、自分の人生を生き始めることができたのにと思います。

 

自分と違う視点で、現状を見るために勉強は本当に大事です。

無知であるということは、支配されてしまうことになるからです。

優しい時もあるからと、D V 夫から離れられないとか、監禁されていて逃げるチャンスがあったのに逃げられなかったとか、カルト宗教から脱会できないとか・・みんな根本は似てるなと思います。

 

第1に、自分が蔑ろにされているのはおかしいと思える人権意識がなかったということです。こんな扱いを受けるのは、理不尽だと思うどころか、私は悪い子なんだから仕方ないという思考に陥っていました。

 

第2に、自信がない、何もできる気がしないことです。いつも、「ここが足りない、あそこができていない」と言われ続けていると、自分は価値がない、力がないと思い込まされてしまうのです。その結果、強いものに従うだけの人間ができてしまいます。

 

第3に罪悪感です。親に経済的に依存してるのに、その他にも色々してもらっているのに、それを嫌だと感じる自分に罪悪感を感じてしまうのです。親孝行するものという世間体に対する恐怖感も含まれます。同調圧力を感じることもあるはずです。

 

もっと他にもあるかもしれませんが、大きくはこの3つだと思います。これは何かに支配される時に共通するのではないでしょうか

 

「私には力がある」という自信を持ち、自分の頭で考えて、幸せになるために行動する。それができれば、誰からも支配されずに生きていく人生が手に入るのです。

なんだか、自由民権運動みたいになるなあ・・と思ったのですが(笑)。

支配されにくい人間になるとは、個人的にも日本人全体としても、幸せになる道なんだと思った次第です。