離婚協議中の不安

 離婚協議は初めての経験でしたので(ほとんどの人がそうだと思いますが)、どうやって話が進むのか見当がつかず戸惑いました。

協議でまとまらなかったら、調停。それでも決着つかなければ裁判。となるくらいまではざっと調べられても、実際には本やネットに書いてあることと違うこともあるのだと知りました。

 

 私の場合、モラハラ夫と話し合いは不可能と思い、弁護士を依頼しましたが、だからと言って全てお任せで目を瞑っていればいいというわけではないことも知りました。

一番大きな支えになったのは、離婚経験のある友人がずっと相談相手になってくれたことです。弁護士との関係や、協議中にどう変わっていくかわからない夫に対する注意(準備)まで、アドバイスしてくれたのは本当に助かりました。

 

 そもそも離婚協議する時期は、精神的にかなりのストレスがあり、ある意味病んでいる状態です。

弁護士を依頼したら、不安な気持ちに寄り添った対応をしてほしいと思いがちになります。

もちろん、そういう対応してくれる弁護士さんもいらっしゃると思いますが、仕事は法的な対応なので、不安を解消するような声がけまでは期待できないと思っていないといけません。

弁護士をお願いする際には、無料相談をできるだけ活用して、相性が良さそうな方にお願いできるといいですね。

 

 私の場合は、財産分与をきちんとやってくれたので、結果的には良かったと思いましたが、途中は不安になり、解任して他の弁護士を探した方がいいのかとかなり迷いました。

これも人間関係ですから、解任して他の弁護士を探す方がいいケースもある事も頭の中に入れておいた方がいいかもしれません。ただ、お金はその分追加でかかりますが。

 

 協議中のストレスは、大きく2つでした。

①交渉が進むにつれて夫が怒ってどう言う態度に出てくるかわからないこと。

何かあったらすぐに家を飛び出せるよう、ロッカーにお泊まりセットを入れておきました。

②弁護士とのやりとり。

他の依頼者もいるので、順番に対応するためメールでも連絡は何日かに1回で、面談は月に1〜2回のペースでした。

ケース毎や、弁護士によって違うと思いますが、手順がよくわからないと不安が強くなるので、確認しておくといいと思います。

 

 これらを相談できる友達がいたことで、なんとか離婚まで漕ぎ着けたと思っています。

そもそも、いつ離婚が成立するかも見えないので、調停・裁判になったら、何年かかかる長丁場になることも想定しておかなくてはなりません。

それでも、離婚しようかするまいかという迷いが起きなかったことは、目標がブレずにいられたので良かったです。