過去の自分にアドバイスしたいこと

 モラハラ夫との離婚、毒親と距離を置き、カウンセラーや精神科の医師の診察、友人と相談したこと、A Cの自助グループへの参加などを通じて、自分自身の状態が随分見えてきたように思います。

今回は、離婚に至るまでを振り返り、元夫との出会い以降、今思えばもっと早い時期に元夫と別れる又はぶつかって関係を改善するタイミングが多くあったと気づきました。

そもそも、「自分が本当に結婚したいのか?」をしっかりと考えていなかったことがわかりました。世間体や親や他人の評価のために、出産を考えたらそろそろリミットだから、その時期に近くにいた元夫の求婚を受けてしまいました。出産したところで、信頼しあえる関係がなければ、子育てという大仕事に協力できないことまで考えが至りませんでした。

人間性については、それほど悪い人はいないだろうと、世間知らずな考えで、年収や学歴などで、まあいいかなと思ってしまいました。

 

当時の私にアドバイスするとしたら、このタイミングで話し合ったり、それが決裂したら別れた方がよかったよと言ってあげたくなったので、記してみます。

 

・結婚前

  • 1回目のデートで、直感的に違和感を感じて「次に会うことはないなあ」と思った時
  • 結婚直前に、私の親に会った際、親の態度が気に入らないと見下してきた時

・新婚旅行

  • 都合が悪いことがあって、私のせいにした時

・結婚後

  • 理由がよくわからないがすぐに不機嫌になる時
  • 私を褒めると付け上がるから褒めないと元夫が言ったとき
  • 自分と意見が合わないと、「頭がおかしい」「病院に行け」と元夫が言った時

・・・

挙げたらキリがないのですが、あれ?と違和感を感じた時にまず、私はそんなことを言われたら悲しい。とはっきり伝えるべきでした。

機嫌が悪くなるからと、ただ従っていれば、ますます舐められて、見下されます。

「こんな扱いを受けてまで一緒にいるのはお断りです!」と言葉にしなかったので、こう扱っていい相手として認識されてしまいました。

そして、残念なことに、小さい時は私の味方だった子供たちも、元夫と同じように私を見下してくるようになりました。

 

自分勝手に、私が我慢して(頑張っていると思っていた)いたら伝わると思っていたのですが、状況を変えようともせずに受け身でじっとしていても、何も伝わりません。

物質的に恵まれていれば、お金があればいいと言うものではないのです。父親が母親を見下す姿を見せ続けることが、どれ程子供に悪影響を与えるか想像できなかった当時の自分に教えたいです。