離婚協議 忘備録1

 元夫と離婚の話が出た時、今まで一度も話し合えたことがないので、協議は絶対に無理だと思い、弁護士に依頼しました。

第一関門は、弁護士を頼んだ旨を知らせる通知が郵送で夫に届く時です。

事実を知った時に、どこまで逆上するのか予測できないからです。

ほとんどの人は、妻が弁護士を頼んだことを知ると怒ると友人が教えてくれました。

案の定、「弁護士から連絡が来たが、詐欺ではないか?」と嫌味の連絡が来ましたが、もう私が連絡する必要はないと割り切り、弁護士に完全にお任せしました。

この時、「ああ、もう話さなくていいんだ!」と初めて夫から解放される実感が持てました。

ずっと洗脳?されて、従ってきた生活から自分を取り戻す戦いの始まりでした。

 

 いつも自分の意見を通してきた元夫が、複数の依頼者に順番に対応する弁護士に、返事が遅いとキレたりしていました。

日頃見下している妻が雇っている弁護士も見下していました。

 

元夫に対応してくれた弁護士さんからは、

「大手も会社にお勤めなので、それ相応の方だと思っていましたが、あの言動だと会社でパワハラなどの問題を起こしかねないですね。」

「何で怒るかわかりません。無理かと思う要求を飲んでくれるかと思えば、非常に小さい事にこだわって引かない所があります。」

と言われました。

 

今まで私が感じていた感想と同じでした。

モラハラ夫とは1対1で対応するのは、かなり難しく、もっと早くに第3者に間に入ってもらうべきだったと言うのが、反省点です。

一人で対峙していると、「私が悪い」と言われ続けて、自分もそう思い込んでしまうのです。カルト宗教並みの洗脳で何十年も無駄にしてしまいました。恐ろしい事です。