乳ガン発覚で思ったこと

 離婚後、心身ともに安全な環境で

ワクワクしながら薔薇色の世界で生活していました。

体調も絶好調でしたが、ふと胸にしこりがあることに気づき

検査の結果、乳ガンと診断されました。

 

その時思ったのは、「あ〜分かったのが離婚してからで良かった!」ということです。

健康な時ですら、「俺は何もしてもらってない」と言っていた元夫。

これで、治療だの入院だのという話になったら、

「役立たずの上に、金だけかかる」と文句を言われるのが

目に見えているからです。

 

でも、今の私なら、乳がんという事実を事実の大きさだけ

心配し、困ったことは医師や看護師の方々、

金銭面の心配なら行政へと相談に行けます。

 

家族の心無い言葉に心身をすり減らす必要がない

安全な環境で、前向きな気持ちで治療に専念できる!!

こんなに幸せなことはありません。

 

そして、今まで母親からも元夫からも子供からも聞いた事がなかった、優しい言葉をかけられて、それを思い出しては毎日涙が止まらなくなるほどの幸福感に酔っています。

 

誰かに気にかけてもらって、優しい言葉をかけられるってこんなに泣ける事なんですね。