自分の内なる力

 振り返れば、物心ついてから感じた親に対する違和感、

学校、先生、友達、周囲の大人たち、から感じた違和感、

大人になってからは、

職場や恋愛対象、結婚相手等々に至るまで感じた違和感は

細かいものから大きなものまでありました。

 

納得して解消できたものもあれば、

理由は説明できないけれど

そのまま感じ続けた違和感もありました。

 

その違和感を感じ続けながらも、解消する方法をとらなかったのは、

世間体や親の意向や、こうあるべきという圧力に従い

自分の気持ちと感覚を殺したからです。

 

我慢することが正しい、従うことが正しいと支配が、上下関係が成り立つところでは押しつけられます。

 

 

人間ですから、間違うことは多々ありますが、

自分の感覚を殺した上に間違うことは、

のたうち回るほどの苦痛です。

 

本当は自分の感覚が感じていた違和感がわかっていたことなのに、それを無視して苦痛を感じながら続けることに

耐えられなくなるのです。

 

本当の自分の気持ち、自分の感覚を感じることができるように

感覚を研ぎ澄ませていくことが、

本来の自分の力を最大限に無理なく無駄なく活用し、

一番楽に生きていく方法なのではないかなと

思えて仕方ありません。